コツコツ貯金したいなら4色で流れをつかめ 家計も企業もどんぶり勘定は危なすぎる
おカネの流れ、見えていますか
月末金欠族には共通する傾向がある。それは、「おカネの流れ」が見えていないということだ。会社員の場合、収入は毎月一定していることが多いだろう。「その収入の中でやりくりできさえすればいい」と、おカネの管理がずさんになりがちだ。
私は日頃、中小企業の経営者の資金繰りについて「4色通帳」といって4つの通帳を使って管理する手法をレクチャーしている。
2. 運転資金口座(黄色)
3. 納税緊急口座(赤色)
4. 将来投資口座(青色)
の4つだ。これは、会社経営における複雑なおカネの流れをしっかりと把握してもらうための方法で、これまで数々の企業を倒産の危機から救ってきた。この考え方を、一般的な家庭向けにアレンジすると
2. 生活費(黄色)
3. イレギュラー支出(白色)
4. 自己投資(青色)
といった感じになる。色は、おカネの役割をイメージするために表現した。収入は、すべてがここからスタートするので、新緑のイメージの緑色とした。ここからおカネをどう割り振っていくか、コントロールするか。これがやりくりのすべてである。生活費は、ここが不足すると貯金を切り崩すか、それがなければ借金するかしないといけないということで、注意を促す黄色をイメージ。


















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