東洋経済オンラインとは
キャリア・教育 #オンナと働くオトコのお作法

デキないオトコのトークに潜む致命的「欠陥」 相談も商談も「相手目線に立てるか」が決め手

6分で読める
  • タブ タカヒロ ビジネスコンサルタント、はたらく女性のかていきょうし
2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

弊社の新製品です。「ハイ、タケコプター!」

これからはドローンです。「ハイ、タケコプター!」

世界を変えるのが弊社のビジョンです。「ハイ、タケコプター!」

新製品、流行り、企業ビジョン。相手に関係なくこっちの都合で提案。せっかくのタケコプターも何のため使うのか不明で、すれ違った商談に終始します。

デキるひとの商談はまさにドラえもんと同じお作法でトークを進めます。

① 「のび太くん、どうしたの?」

まずのび太くんが何に困っているのか聞く。デキるひとは「〜でお困りはありませんか?」と悩みの聞き出しから商談を始めます。

相手目線で相手の悩みを解消する

② 「〜で困っているんだね?」

「早く学校に行かないと遅刻するけど、怒ったジャイアンに玄関で待ち構えられて困っているんだね?」とのび太くんの悩みを確認。相手の話を聞いて、理想と現状のGAPを確認します。

③ 「ハイ、タケコプター」は最後。

「ジャイアンに気づかれず早く学校に着く方法があるよ」「ハイ、タケコプター!」。のび太くんのハートをわしづかみです。新製品だから、他社より5%優れているからではなく、デキるひとは相手のお悩み解消手段として「弊社のタケコプター」を紹介します。

デキるひとは相手目線で相手の悩みを解消する「ハイ、タケコプター」トークを展開します。相手が「うん」と言いやすい、理に適ったお作法です。

デキるひとは相談・商談で相手がハッピーになることを目指してコミュニケーションしますが、デキないオトコは、相談も商談もソリューションをご託宣することだと勘違い。デキないオトコのコミュニケーションがまずい理由はこの勘違いにあるようです。デキないソリューション男が一人でも減ることを願って、ある小説家の言葉を最後にご紹介したいと思います。

女は自分を笑わせた男しかほとんど思い出さず、男は、また、自分を泣かせた女しか思い出さない 〜 アンリ・ド・レニエ 

 

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象