470試験を制覇!超絶「資格マニア」の勉強観 誰にも「資格貧乏」なんて言わせない
鬼頭:現在鈴木さんは「資格勉強コンサルタント」として470個の資格をお持ちとのことですが、そもそも資格試験に挑戦し始めたきっかけは何だったのですか?
鈴木:東大在学時、所属していた生協の学生委員会の広報誌があって、そこで資格のコラムを書き始めたんです。そのタイミングで「平成の資格王」と呼ばれる中村一樹さんの本に出会って、30日前後で取れる資格が20個ぐらい挙げられていて。「なんか面白そうだな」と思って受けたのが始まりです。
最低目標は年間50資格
鬼頭:ざっくりと、どんなスケジュールで受験されているのでしょう?
鈴木:取得数は最低限の目標として、年間50程度。その中で、たとえば1年に1つは社労士レベルの難関資格を入れられればと。すると多い月は10個くらい受験するので、土・日と2日連続で試験とか、1日に午前午後で2つ試験を受けるとかもザラです。勉強は、ほとんどの資格は1週間前後で仕上げます。学生の間に取った資格が80くらいで、あとはすべて社会人になってから取りました。
鬼頭:す、すごいですね……。これだけたくさんの資格を並行して勉強するにあたって、モチベーション維持には苦労しませんか? 僕はオンライン学習サービスを運営しているのですが、やっぱり継続させるのは難しい。自ら進んで毎日勉強する人は少ないなと感じます。
鈴木:続けられる人って、強い意志を持っているというより、意識しなくてもできるようになっている人だと思う。僕もそうですが、何もやらないと逆に不安になったり……もはや強迫観念みたいなものがあります(笑)。
鬼頭:毎日ランニングしていると、走らないことが気持ち悪い、みたいな。でも勉強していて「しんどい」と感じることも、もちろんあるのでは?
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