一言で差がつく!英語で「人を励ます」言葉 意外と知らない感情面でのサポート表現

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英語で「人を励ます」表現を紹介します!(写真: naka / PIXTA)
「英語公用語化」を推し進める楽天など、多くの企業研修の場でビジネスパーソンに英語を教えてきた英会話イーオンの人気講師、箱田勝良氏。これまで約1万人に教えた経験から、多くの人に共通する「弱点」が見えてきたといいます。
今回は、意外と取り上げられることが少ない、英語で「人を励ます」表現をご紹介します。

 

落ち込んでいる会社の同僚や部下、友人に対して、励ましの言葉をかける機会は日常的にありますよね。ではもし、相手が外国人の場合にも、うまく声をかけられるでしょうか。デリケートな状況だけに、逆効果になるような言い方は避けたいものですね。

人を感情面でサポートする英語表現は、意外にしっかり習うことは少ないように思います。そこで、今回は英語で人を励ますときの表現、慰めるときの表現をいくつかをご紹介します。部下はもちろん、同僚や友人にも使える表現ですので、ぜひ覚えて使ってみてはいかがでしょう。

諦めないでガンバレ!

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IT企業に勤めるハナコさんは、あるプロジェクトのリーダーを任されることになったそうです。社内には外国人エンジニアもいるため、プロジェクトの打ち合わせは英語で行なわなければならず、とても苦労している様子。

先日、ある外国人スタッフのことでハナコさんから相談を受けました。そのスタッフは、最近プロジェクトの仕事でミスをして、すっかり落ち込み「諦めモード」になってしまっているらしいのです。ハナコさんが新しい仕事をお願いすると「自分には無理だ」と後ろ向きなコメントばかり。「こういうときはPlease do your best! と言えばいいですか」と聞かれました。

✕  Please do your best! (ベストを尽くしなさい!)

絶対に間違いかと言われると、そうではないのですが、do your bestは言い方や状況によって、「頑張れ」とはまったく違うニュアンスで取られてしまう可能性がありますので注意しましょう。

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