ドル一時110.58円つけ3週間ぶり高値

NY外為、今夏の米利上げ観測が背景に

5月20日、ニューヨーク外為市場では、今夏の米利上げ観測を背景にドルが対円で約3週間ぶり高値を更新。写真は1月21日、北京で撮影(2016年 ロイター/Jason Lee)

[ニューヨーク 20日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、今夏の米利上げ観測を背景にドルが対円で約3週間ぶり高値を更新。ただ、前日の上昇を受けた利益確定のドル売りが出たことで、対ユーロでは小幅安となった。

ドルは一時、4月28日以来の高値となる110.58円をつけた。6月利上げの公算が大きいことを示唆する4月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が引き続きドルへの追い風となっていることが指摘された。

ウェルズ・ファーゴの為替ストラテジスト、エリック・ビロリア氏は、FOMC議事要旨を受けて利上げ見通しが幾分変化したことが、米国債利回り上昇の一因になったことを指摘。米債利回りの上昇と日本国債利回りの低下が相まって、対円でのドル買いを後押ししたと語った。

また、一部のアナリストは、仙台での主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議で、明確な円安けん制姿勢は打ち出されないのではないかとみている。

終盤の取引で、ユーロ/ドルは0.14%高の1.1218ドル。ただ、週足では3週連続で下落する見通し。アナリストによると、ユーロが前日に対ドルで7週間ぶり安値となる1.1178ドルまで売られてことを受け、ドルに利食い売りが出た。

ドル/円は0.25%高の110.22円。週足では3週連続での上昇となる勢い。

主要6通貨に対するドル指数は0.04%高の95.332。週足では約0.8%高と、3週連続で上昇する見通し。

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