「ダメ出し」しても部下がまるで育たないワケ

変えたい相手を「変える」3つのステップ

否定ばかりしていても人は育ちません(写真:Komaer / PIXTA)
あまり考えもせず指示を待っている部下にイライラする。「普通こうするだろう!」と思うようなことに気が回らない。いいところも確かにあるのだが、欠点ばかりが目につく。結果、チームとしての仕事の質は上がらず、焦りの気持ちと自分自身の負担ばかりが増えていく――。こんな経験を持っている中堅以上のビジネスパーソンは少なくないでしょう。
何とか部下を変えてやろうとあれこれ手を尽くすものの、相手は一向に変わらない。場合によっては、変えようとすればするほど、コトはむしろ思わしくない方向に進んでいく。これが人間関係の難しさです。
『自分を変える習慣力』『相手を変える習慣力』(いずれもクロスメディア・パブリッシング)の著者であり、その独創的で効果的な手法で企業の人材育成・組織開発のサポートを行うチームダイナミクス代表取締役の三浦将(みうら・しょうま)氏が、「目の前の相手が無理なく自然に変わっていく」ためのコツを教えます。

「変わってほしい」と思う相手を、変えようとしない

「目の前の相手を変えたい」と思うとき、あなたはどんなことをしているでしょうか?多くの場合、まず相手の「良くないところ」「変えてほしい」ところに注目します。そして、そこを指摘して必死に相手を変えようとします。

でも実は、これこそが間違いのもと。変わってほしい、変えたいと思う相手を変えようとすればするほど、物事はうまくいかなくなってしまうのです。

「相手を変えたいのであれば、変えようとしないこと」

逆説的でちょっと変に聞こえるかもしれませんが、変えたい相手、変わってほしい相手とうまく付き合っていくためには、この考え方はとても重要です。

次ページ相手を変えるにはどうしたらいいのか
関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
JR九州“脱鉄道”の成算

今年、上場を果たしたJR九州。豪華寝台列車「ななつ星in九州」は話題になった。しかし、人口減少などもあって鉄道事業の先行きは暗い。成長は非鉄道事業の成否に懸かっている。