「感情に振り回される人」の残念すぎる考え方 自分を認められないのに相手は動かせない

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まず自分を承認することが何より大切です。自分が承認を得られていないのに相手に承認を与えることは難しいからです。誰もが“自分を認めてほしい”と潜在意識の中で感じています。

「どうして?こんなに努力しているのに気が付いてくれないの……」という気持ちになる人は多いと思いますが、常日頃から承認をしてくれるのは小さな子供の母親くらいです。

ここで自分にも相手にも活かせる承認3パターン

大人の皆さんは、自分に承認を与えて自己効力感を高めていくことができます。そのための承認の3パターン、「存在承認」「行動承認」「結果承認」を紹介しましょう。

「存在承認」:自分自身の“存在”を認めること

例えば、

・私は◯◯のプロジェクトに参加している

・成果を生み出せていないけど△△に貢献していく

「行動承認」:自分自身の“行動”を認めること

例えば、

・私は朝5分前に会社に着いている

・昼ごはんに自分で作ったお弁当を食べている

・今の営業チームの事務サポートを務めている

「結果承認」:自分自身の“結果”を認めること

例えば、

・今日は朝5時30分に起きた

・今週は電話アポイントが1.2倍に増えている

・今月は営業打ち合わせの回数が前年より3件増えている

意外と自分に対して「存在承認」をしない人は多いです。会社に勤めていれば、仕事をするのは当たり前だと定義されるからです。□□□□会社の△△△事業部で◯◯という事業に関わっている自分を認めることが大切です。その次に、「行動承認」をしないまま一喜一憂する人が多い傾向にありますが、自分の小さな行動を認めていき達成感を得ていくことが自己効力感を高めていけるので大切です。

最後に、「結果承認」は仕事での評価面談や営業であれば数字目標の達成で、意識をする方が多いです。ここでは、評価が昨年度より上回るか営業数字が達成するかの前に、今、目の前の結果を認めることが大切です。

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