残念!「相手を疲れさせる話し方」ワースト5 だからあなたは好かれない!
新年度が始まり一月がたちました。新しい環境で新しい人との出会い、そして新たなお客さまとの出会いが多くある時期ですね。
そこであなたの印象を決めるのが、話し方。実は、相手を楽にする人もいれば、すっかり疲れさせてしまう人もいるのです。それが自分のビジネスライフに差し障りをなさないとも限りません。
『一緒にいて 疲れる人の話し方 楽な人の話し方』(KADOKAWA)の著者で、話し方の講師の代表的存在でもある野口敏氏から、本当は「好かれない話し方」と、そうした問題を解決する方法を教えてもらいましょう。
相手を疲れさせる人の話し方「5つのタイプ」
タイプ① 話が頭に入って来ない
本人は一生懸命話しているのに、その内容がちっともこちらの頭に入って来ない人がいます。彼が話し始めると、聞き手はかなりの集中力を求められるからです。
道案内に例えて言えば、こんな風になります。
「駅に着きましたら3番出口を出ましてすぐに大通りになりますのでそれを左手に曲がって3分ほど歩きますとセブンイレブンがありまして……」
これは句読点がない話し方です。つまり「間」がなく、一気に話してしまっているのです。このタイプのはっきりとした特徴は、センテンスが長く、接続言葉の多用です。
「…になりますので」「…しますと」「…ありまして」とエンドレスで続きます。この説明では、決して目的地にたどり着きはしません。仕事でこれをやってしまえば、上司をイライラさせ、お客様を怒らせる。ましてや重要なプレゼンや説明となると、売り上げを失う致命的な欠陥にもなりかねません。
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