会社の正しい辞め時を見極める「3つの質問」

単なる「比較論」には要注意

職場は辞めたい人だらけ?(撮影:梅谷秀司)

これまでに、会社を「辞めたい」と考えたことがない人なんているでしょうか?当方も前職リクルートに勤務していた若い頃、理由は後述しますが、会社を辞めたいと感じたことがありました。

現在務めている会社を辞めたいと考えたことがある人は約7割。さらに会社に不満を感じている「辞めたい」予備軍が2割(日本法規情報しらべ)。だとすれば、職場は辞めたい人だらけということになります。

ところが、実際に会社を辞める人はそこまでいません。業種・業界などで違いがありますが、標準的な退職率は10%前後と言われます。厚生労働省の雇用動向調査によると退職率(パート除く)は約12%でした。会社を「辞める」決断にまで至る人は意外と少ないのです。辞める人と辞めない人を分けるのは何なのか?会社を「辞める」としてそのタイミングはいつなのか?みなさんと考えてみたいと思います。

辞めたいという衝動

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会社を辞めたくなる不満について何人かに取材すると、頻繁に登場するのが

・賃金・給与

・職場の上司や同僚

・職場環境

についての不満でした。ただ、これに加えないといけないのが「何かと比較して不満」という要素。

取材した広告代理店のSさんは入社3年目まで会社を辞めることなんて考えたことはありませんでした。ところが学生時代の同期と久々に会った飲み会で会社に対する不満がムクムク湧き、もう辞めようかと思うまでに。

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