iPhoneを今より安く、しかも快適に使う裏技 毎月、速度制限に悩まされていませんか?

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 最新
拡大
縮小
Androidスマホに比べ、本体価格が高いiPhoneだが、依然人気だ(写真:freeangle / PIXTA)

「2年契約」など毎月の割引が適用されるとはいえ、iPhoneは本体価格が高く、通信料と合算すると、それなりの出費になってしまう。たとえば、NTTドコモでiPhone 6sの64ギガバイト(GB)版を新規契約し、毎月5GBまで使える「データMパック」を選んだとすると、月額料金は端末代を合わせて1万0260円。データ容量を超えて、さらに使えば、料金はもっと上がってしまう。

しかし対策がないわけではない。iPhoneを今よりもっとお得に使う方法を、3つ紹介しよう。

1.格安SIMとSIMフリーiPhoneで維持費を削減

この連載の一覧はこちら

手っ取り早く料金を抑えたいなら、通信料の安い、格安SIMでiPhoneを使う手がある。iPhoneのSIMフリー版はApple Storeで販売されている。これを買えば、通信事業者を選ばず利用できるようになる。

格安SIMを運用するMVNO(仮想移動体通信事業者)の大半は、ドコモから回線を借りており、貸出価格は帯域幅(通信速度)で決められている。そのため、会社の数は多いが、価格にそこまでの差はない。現状だと、月額は3GBのプランで音声通話が可能な場合の相場は1600円から。5GBだと2200円前後で、大手通信事業者3社(ドコモ、ソフトバンク、KDDI)より大幅に安い。ここに使用した分だけの音声通話料がかかる。

iPhone 6sの64GB版は、SIMフリーで9万6984円。Apple Storeのローンで24分割(金利無料)にすると、毎月の代金は4041円だ。先に挙げたMVNOの5GBプランと合算しても6241円で、大手通信事業者で契約するよりも安くなる。

次ページただし、注意点もある
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT