ポルシェ「911ターボ」はこんなにも凄まじい

580馬力の超絶パワーをトコトン試してみた

ポルシェのフラッグシップモデル「911ターボ」の進化に迫った

たかがマイナーチェンジと侮るなかれ。ポルシェ新型の911ターボを南アフリカでテストドライブ。一般道、サーキットを駆け抜け、911ファミリーにおけるフラグシップとしての進化に迫った。

911のフラッグシップ

当記事は「GQ JAPAN」(コンデナスト・ジャパン)の提供記事です

1974年のパリ・モーターショーで、わずかに1000台という生産目標台数を掲げた初代モデルが出展されてから、すでに40年以上。『ターボ』という名が与えられたポルシェ・911は、そうした長い時間の中で、いつも特別な存在だった。

ターボチャージャーという、それまでモータースポーツの世界でしか用いられることのなかったアイテムを採用する”特殊モデル”に、さしたる需要はないだろうという当初描かれた予想は良い方向へと外れ、今ではシリーズ全体のフラッグシップとして確固たるポジションを築いているのは、誰もが知るサクセスストーリー。

そうした名声が、まずは歴代のすべてのモデルが備えていた圧倒的なスピード性能によって育まれて来たことも、もちろん疑いようがない。

リファインを重ねるたびに、それが豪華な装備を満載する飛び切りラグジュアリーなGTカー的要素の持ち主へと成長していった点も大きな特徴のひとつだ。特に、1995年に発表の993型から採用された4WDシャシーは、このモデルを全天候型のスーパースポーツ・モデルという確固たるポジションへと導いた、大きなきっかけとなったテクノロジーでもある。

そんな911ターボが、991型としてのモデルライフ半ばで再び進化。我々の前へと姿を現した。まず手が加えられたのはその心臓部だ。

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