マツダ「MX-5 RF」流麗なスポーツカーの正体

4代目ロードスターにはこんな姿もある

ニューヨーク国際オートショーで披露されたマツダ「MX-5 RF」

「MX-5がトップレスに!」

ニューヨーク国際オートショーで登場したマツダ「MX-5 RF」は、そんなタイトルを付けたくなるくらいセクシーなスタイリングだった。MX-5とは昨年、4代目となる新型に切り替わった「ロードスター」の北米名。RFは「リトラクタブル・ファストバック」の略だ。

リトラクタブル・ハードトップ

今回ベールを脱いだその姿は、ベースのロードスターが採用する布製のソフトトップに対して、ボディと同じ金属製のハードトップを上げた状態では、流麗な肢体をあらわにしたファストバック・クーペである。

一方で、リトラクタブル・ハードトップを開けると、フロントルーフ、ミドルルーフ、リアルーフに3分割されたルーフのうち、リアルーフが残って、スポーティなスタイリングに生まれ変わり、なおかつ、オープンエアでの爽快な走りを提供する。

3代目では、最初だけ手動でロックを外してから、開閉スイッチを押す必要があったが、ライバル同様、4代目ではフル電動化となった。10km/h(時速10キロメートル)以下であれば、ボタンひとつで走りながらの開閉も可能だ。

ルーフの開閉にかかる時間は公表されていないが、3代目が12秒要したことを考えると、同等か、それ以下を目指したと考えるのが妥当だ。ルーフを完全に下ろすと、アクリル製の大型エアロボードが備わっており、軽快さや開放感はそのままに後方からの風の巻き込みを抑えてくれる。

開閉の順番も、3代目では分割されたルーフがシーケンシャルに格納されていったが、4代目では2カ所以上のルーフが共に動くことによって、より優雅にルーフを収納しているかのように見える。フロント/ミドルルーフとバックウインドーをシートバックの空間に収めることによって、荷室の容量はソフトトップとまったく同じだけの130Lを確保した。

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