ホンダが4輪販売を年間600万台以上へ倍増目指す、新興国重視の姿勢を明確に

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インドでは現地で需要が増えているディーゼルエンジンを搭載した新型車を13年度以降、投入することも明らかにした。これまで新興国で出遅れていたホンダだが、16年には11年度比倍増の300万台以上を狙う。

これまでホンダは“台数主義”から一線を画していた。ただ低価格車の比重が高い新興国市場に対応するには、ボリュームを前提としたビジネスが不可欠になる。今回、ホンダが、あえて高いハードルといえる600万台の目標を明確に掲げたことは、同社がそうした世界市場の変化に対応し、今後の方向性に自信を持ち始めた証左といえるだろう。


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(並木厚憲 撮影:梅谷秀司 =東洋経済オンライン)

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