ホンダが4輪販売を年間600万台以上へ倍増目指す、新興国重視の姿勢を明確に

ホンダが4輪販売を年間600万台以上へ倍増目指す、新興国重視の姿勢を明確に

ホンダの伊東孝紳社長は21日、東京・青山の本社で会見を開き、2016年度に4輪販売台数600万台以上(11年度約310万台)を目指すことを発表した。13年に投入される次期「フィット」を軸に、積極攻勢に転じる。

ホンダは、これまでの日本を中心とした運営から、各地域の開発・調達体制を強化する「グローバルオペレーション改革」を進めている。13年に投入されるフィットでは、ハッチバックとセダン、SUV(多目的スポーツ車)の3タイプを2年以内に世界市場へ投入し、地域ごとに異なるニーズに対応する。
 
 「600万台が達成できるかどうかは、何よりも次期フィットにかかっている。フィットは世界どの地域でもコアになる車。これが台数アップの基本になる」(伊東社長)。

そのほか国内では軽自動車の新型車を15年までに6モデル投入。米国では9月投入した量販セダン「アコード」のほか、今後3年で高級車「アキュラ」の全モデルを一新する。両国を始めとした成熟国では11年度約206万台から、16年度には300万台以上に引き上げる。

今回の発表の1つのポイントは、新興国強化を改めて明確にしたことだろう。中国では13年からの3年で10車種以上の新車を投入。また次期フィットに加え、新興国戦略車「ブリオ」のセダンやSUVも投入し、アジア市場を深耕する。

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