日本人の4人に1人、「かくれ胃病」の撃退法

健診で「異常ナシ」でも、油断できない

慢性的な胃の不調と戦うためには、どんな食事が理想的?(写真:Alliance / PIXTA)

新年会のピークも過ぎ、そろそろ食べすぎ・飲みすぎの悩みが減ってくる頃でしょうか。一方、胃もたれを機に食事をセーブしているのに、いつまでたっても胃の様子が思わしくない……という方も少なくないでしょう。

食欲がないなど、わかりやすい症状があるならともかく、食後必ず胃が痛くなる、少量しか食べていないのに胃もたれする……という方は、日本人の4人に1人が悩むといわれている胃の病「機能性ディスペプシア」かもしれません。

検査では「炎症」が認められないのに……

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「機能性ディスペプシア」とは聞き慣れない方が多いと思いますが、これは近年新しく確立された胃の病のひとつ。少し前までは「慢性胃炎」や「神経性胃炎」と診断されていたものです。

胃炎は本来、胃の粘膜に炎症が起きており、病院での検査や健康診断でなんらかの異常が認められるものです。

ただ、健診結果に問題はなく、病院でさまざまな検査を受けても異常が認められず、それでも本人が「胃の不調」を訴えるケースが少なからずあり、それを「機能性ディスペプシア」とするようになってきました。

「ディスペプシア」には、胃もたれを始め、早期満腹感(食べてもすぐにお腹がいっぱいになる症状)、胃痛などの症状が含まれます。ストレスなどにより自律神経が乱れ、これが胃の働きの異常を引き起こすため「機能性」という言葉が頭についています。

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