地産地消ブームで「切り花」ベンチャーが熱い

投資家も注目する米ファームガールの強み

ファームガールズでは、花の地産地消をすすめようと、店に隣接する地域の生産者から花を仕入れる取り組みをしている(写真:Carlos Chavarria/The New York Times)

米国産にこだわり花束を販売

カリフォルニア州のクリスティナ・ステンベル(38)の家の周りには、切り花栽培農家が何軒もある。ところが、米国内で販売されている花の80%は輸入品だ。サンフランシスコで生花店「ファームガール・フラワーズ」を経営するステンベルは今、国内産のシェア拡大に一役買おうと頑張っている。

「切り花の地産地消ムーブメントは、10年くらい前の食品の地産地消ムーブメントと同じ段階にあると思う」とステンベルは言う。「花の生産地がどこか」ということを気にかける消費者は増えてきており、同時に購買行動も変わりつつあると彼女は言う。

スタンフォード大学で同窓生イベントの責任者として働いていたステンベルが生花ビジネスの世界に飛び込んだのは偶然からだ。イベントの経費節減を迫られていたステンベルは、予算の大半が花代に消えていることに気が付き、ブーケを手作りするようになった。近所の農家から花材を買うことも多くなった。インディアナ州でトウモロコシ畑や大豆畑に囲まれて育ったステンベルにとって、彼らは付き合いやすい相手だった。

次ページ5月からは全米への発送も開始
関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
労基署監督官の告発<br>過重労働がはびこる真因

電通で起きた新入社員の過労自殺事件をきっかけに、働き方への関心が高まっている。労働行政の現場に立つ労働基準監督官3人が匿名で語る「過重労働大国ニッポンをどう変えるか」。