3日投開票の米中間選挙で、民主党が上下両院の過半数を奪還した。共和党の牙城にも食い込んで幅広い勝利を収め、有権者がトランプ大統領に厳しい審判を下した形となった。
民主党躍進の規模や広がりはなお全容が明らかになっていないが、サウスカロライナ、テキサス、アイオワといった保守地盤を含め、長らく勝利は困難と考えられていた州も制した。
こうした結果は、トランプ氏の経済運営と、ガソリン価格の急上昇を招いた2月の対イラン開戦の決断に対する有権者の根強い不満を浮き彫りにした。相次ぐ世論調査で、有権者は生活費への不安やトランプ氏の対応に怒りを示していた。
カンザス州の上院選では、牧師アダム・ハミルトン氏が約1世紀前の大恐慌期以来初めて、民主党候補として議席を獲得した。
オハイオ州では、民主党のシェロッド・ブラウン氏が、2024年にはバンス副大統領が保持していた上院議席を奪取した。テキサス州では、民主党のジェームズ・タラリコ州下院議員が共和党のケン・パクストン州司法長官を破った。オハイオ、テキサス両州では、24年の大統領選でトランプ氏が得票率で2桁の差をつけて勝利していた。
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