競馬である。
2歳の新馬戦が活況で、相馬眼が問われる時期だが、私が信頼するのは、社台グループの創設者である吉田善哉氏(1921~1993)の愛、長男である照哉氏の直感、そして三輪圭祐氏の観察だ。三輪氏とは、社台グループの社台スタリオンステーションに17年間勤務されていた方で、現在はメディアで記事も書いているが、もっとも信頼でき、参考になるものだ。
予想屋にも素人にも、血統ですべてを語ろうとする人々がいるが(クラブ馬の血統馬体評価を書いてカネを取ろうとする素人が多くいるのは驚愕だ)、例えば「この種牡馬は中山1800mでは走らないから馬券は買う必要がない」とか、ただのデータの偶然を鬼の首を取ったように語るが、それはあり得ない。
生まれたら血統は「二の次」、秋華賞は断然「あの馬」で
肌馬(繁殖牝馬)に種牡馬を配合するときには、血統的なものは最重要だが、生まれてしまえば、目の前の馬体がほとんどだ。当歳や1歳なら、成長力など、血統を参考にするのはわかるが、3歳や4歳の、しかも、重賞競走に出走してきている実績馬たちを見るときは、血統は二の次であり、馬体、そして調教、パドック、それらがすべてだ。
血統は良い馬体を作るための材料でしかない。製品がそこにあるのに、製品を見ずに、ラベルの原材料ですべてを語ろうとするのはどうかしている。あくまで、重馬場で、ダートで、などの面では参考にはなるが、それよりも、蹄の形や、馬体のつくりの方がはるかに重要で直接的だ。
ということで、18日は3歳牝馬の三冠最後の秋華賞(京都競馬場の芝コース、距離2000m)。強い馬が強いだけのことで、ジュウリョクピエロが便秘の症状で不出場となった以上、モンローウォークで断然。「全財産の半分」を単勝に。


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