一般的に、こうした新しいテクノロジーを搭載した製品は、ガジェットに高い関心を持つ男性からの反応が集まりやすい。
「ハンズフリーで撮影できるため、料理中など両手がふさがる場面や、旅行、愛犬との散歩などでの利用を主に想定していました。日本でも、幅広いシーンでの需要は見込んでいましたが、ここまで子育て世代から大きな反響があるとは思っていませんでした」(レイバン シニアブランドビジネスマネージャー エリカ・ボリーレさん)
藤田ニコルさんの発信がきっかけ
日本で子育て世代からの注目が高まるきっかけの1つとなったのが、モデル・タレントの藤田ニコルさんによるテレビ番組での紹介だった。
番組では、藤田さんが愛用する育児アイテムのひとつとしてRay-Ban Metaが登場。赤ちゃんと触れ合いながら、気軽に写真や動画を撮影できる使い方が取り上げられた。
番組放送後、店頭を訪れる客層にも変化が見られたという。
「もともとテクノロジーに関心の高い方が手に取る商品ということもあり、直営店では男性のお客様が多かったんです。それが番組放送直後から、ベビーカーで来る夫婦のお客様が目に見えて増えました。SNSなどで事前に使い方を調べ、店頭で実物を試したうえで購入される方が多いですね」(エリカ・ボリーレさん)
特に乳幼児を連れた女性が増えた印象だという。たしかに、慌ただしい育児の中でも、初めての寝返りやつかまり立ちなど、思いがけない瞬間が多いときこそ、このグラスの魅力をより実感できそうだ。
一方、Ray-Ban Metaを取り扱うビジョンメガネでは、放送前から取り扱いに関する問い合わせが多く、販売数は当初計画の5.6倍に達したという。主要店舗では、30~40代の子育て中の父親が購入者の中心となっており、テレビで話題になる前から子育て世代の関心を集めていたことがうかがえる。


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