有料会員登録
ライフ #自動車最前線

これが新世界遺産「飛鳥・藤原」観光の最前線だ!クルマで巡る見どころと現地でわかった最新の駐車場事情

9分で読める
「飛鳥・藤原の宮都」は写真の高松塚古墳をはじめ19の遺構からなる
「飛鳥・藤原の宮都」は写真の高松塚古墳をはじめ19の遺構からなる(筆者撮影)
  • 佐滝 剛弘 みらい観光文化リサーチベース代表 元・城西国際大学教授
2/5 PAGES
3/5 PAGES
4/5 PAGES

唯一桜井市に所在する「山田寺跡」(数台の駐車場あり)も、現地では一見すると単なる田園風景しか見られない。

山田寺跡(筆者撮影)

しかし、歩いて10分ほどの奈良文化財研究所飛鳥資料館という施設(こちらも数台の駐車場あり)には、倒れた状態で見つかった東回廊の一部や、やはり寺跡で見つかった仏像の頭部「山田寺仏頭」のレプリカ(実物は奈良・興福寺が所蔵)が展示されていて理解の一助になる。

電動シェアサイクルがあればベスト?

一つひとつの構成資産やこの遺跡群が世界遺産に登録された理由については、関連するホームページ等に詳しいので割愛するが、駆け足でレンタカーを使ってみて便利だろうと思ったのは自転車、つまりシェアサイクルだ。

隣接して駐車場がない遺跡でも自転車ならすぐ脇まで行けるし、駐輪にはお金はかからない。クルマは駐車場を探す必要があるし、そもそも近くに駐車場がない場合も少なくない。もちろん、駐車場代もかかる。土休日などでは空きを探すのが難しいこともあろう。

酒船石への登り口付近(筆者撮影)

とはいえ、丘陵地に遺跡が点在しているので、電動自転車でないと少々つらいうえ、夏の猛暑や季節を問わず降る雨なども自転車観光には大敵である。

さらに、身体的に自転車が難しい方もおられることを考えると、クルマという選択肢が用意されていることも重要である。ただし、飛鳥には道幅の狭い生活道路も多いし、世界遺産と住民の生活の場が重なり合っているため、多くのクルマが殺到すれば、間違いなく地元住民に迷惑がかかる。

地元の自治体が公共交通機関の利用を呼びかけているのもそのため。なお、飛鳥には世界遺産の構成資産の近くとは別に、村の中心部にある丘陵で展望台などがある甘樫丘(あまかしのおか)にも、国営飛鳥歴史公園管理の駐車場がある。

ちなみに、世界遺産の登録地がある明日香村、橿原市を含む1市3町1村のナンバープレートは「飛鳥」であり、「飛鳥=明日香」とすると、村の名前がナンバープレートとなっているのは、日本でここだけだ。

5/5 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数