もともと日本人は競技を問わず「クラブチームの試合より国別対抗戦を好んで見る」という人が多く、オリンピックやワールドカップだけ盛り上がる“にわか”の存在も肯定的にとらえられています。
さらに日本代表チームに世界的なスター選手が生まれるなど、強くなるほど応援する人が増えるのも特徴の1つ。少なくとも今年は「同じ大谷選手の試合なら、有力選手を集めた常勝球団・ドジャースのポストシーズンより、小柄な日本人が屈強な外国人と戦うWBCのほうが盛り上がれる」というムードが感じられます。
「4年に1度」の国際大会イヤーだったが…
今年はWBC以外でも、2月にミラノ・コルティナで冬季五輪、6~7月に北中米3カ国でサッカーワールドカップ、9~10月に愛知でアジア大会と、4年に1度開催される国際大会が続いた年だけに、毎年行われるMLBのポストシーズンへの注目度が上がりづらいところもあるのでしょう。
ここまで規格外のスターである大谷選手をメインに書いてきましたが、ドジャースには山本由伸投手と佐々木朗希投手も所属し、どちらも活躍しています。特に山本投手はMLB最高峰の先発投手がそろうドジャースの中でエース級の活躍を見せているだけに、このままワールドシリーズまで好投が続けばメディアはフィーチャーしていくでしょう。
ドジャースには最大で14試合、最少で4試合が残されていますが、「山本が投げて、大谷が打って勝つ」という試合がこれからどれくらいあるのか。それが2試合、3試合と増えれば昨年に近いレベルで盛り上がる可能性もありそうです。


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