――改めて結婚や結婚生活をいいものだと感じますか。30年、40年経ったときにわかる「結婚の良さ」みたいなものを教えてください。
林 私個人としては、できれば結婚はした方がいいと思っています。やはり子どもを産み育てるのは幸せなことですし、結婚して学ぶことも多いです。私の場合、会社員と結婚したことで、価値観の違いがわかりました。お金も私は大ざっぱに使ってしまうけれども、夫はそういう使い方をしないですから。
植草 他人とともに暮らすことで、人間力は上がりますよね。結婚生活は、協調が大事ですし、ときには我慢をしなければいけません。一方で、結婚してお子さんが生まれれば、やがてお孫さんの顔も見られるかもしれない。そういうつながりは心を豊かにしてくれます。
それでも「結婚してよかった」と思える
林 確かにそうでしょうね。ただその一方で、今は違う価値観もあって。同世代の独身女性を見ていると、マンションも手に入れて、その時々で恋人がいて、それはそれで吹っ切れて楽しそうだからいいなと思いますけれど。
植草 生き方が多様になっていますからね。
林 私は家庭と子どもがほしかったから、そういう生き方はできなかったし、これでよかったと思っていますよ。振り返ってみたらいろいろありましたけれど、「結婚はよいもの」って思っています。
(インタビュー・構成/フリーランスライター・安楽由紀子)


※ログイン後、コメント入力が可能です。