有料会員登録
ライフ #激変!ニッポンの結婚

"夫婦で外食しないけど、離婚もしない"作家・林真理子さんが語る結婚35年超の真実と70代の生き方《林×植草対談:前編》

8分で読める
林真理子 植草美幸
作家の林真理子さんを招いて、現代の婚活について語り合いました(撮影:今井康一)
  • 植草 美幸 恋愛・婚活アドバイザー、結婚相談所マリーミー代表
2/6 PAGES
3/6 PAGES

植草 当時、そんなふうに考えていらっしゃったということが、衝撃的です。今でも、そんなふうに言える女性はなかなかいません。とにかく「I WANT」――「養ってほしい」「愛してほしい」「大切にしてほしい」という女性が多いんです。

物価上昇が続いて、給与がなかなか上がらない今、真理子さんのように「自分が欲しいものは自分で稼いで買う」という精神を持っている女性が増えると、男性の「養わなければならない」というプレッシャーが減って、婚姻数も増えてくると思うんですけれど。

真理子流「熟年夫婦がうまくいく秘訣」

――林さんは結婚35周年を超えられました。結婚相談所に来る人はもちろん、多くの人が「結婚したら、おじいちゃん、おばあちゃんになっても仲良く暮らしたい」という夢を抱いていると思うのですが、熟年夫婦がうまくいく秘訣があったら教えてください。
 
林 それはね、“耐えること、立ち入らないこと”です(笑)。何か言ったり相談したりすると、ケンカになりますから。私も夫と以前は一緒に食事に行くこともありましたが、「この料理はまずい」などと文句を言われることもあったので、最近はそれぞれ自分の好きなものを食べるようにしています。一緒に外食もしませんね。
 
植草 そういう熟年のご夫婦、多いのではないでしょうか。

――離婚などを考えることはなかったのでしょうか。
 
林 ないですね。子どももいましたし。私はどちらかというと古いタイプの人間で、“結婚したら、離婚しない”という考えだから、耐えるしかなかったんです。

母親の影響もあるかもしれません。母親はとても頭のいい人だったのに、父親に生活力がなかったため、苦労していました。子どものためにずっと耐えている姿を見ていたので、「私にもできないはずはない」と思っていました。それにね、私は私の生活を楽しんでいるので、全然いいんです。娘も結婚して、家から出ていきましたし。

4/6 PAGES
5/6 PAGES
6/6 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数