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「息子も傷ついた」 再婚夢見たのに…シングルマザーが"独身偽装"の裁判で勝訴 再婚支援アプリで出会った男の「驚く言動」

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名古屋地裁
名古屋地裁(写真:小川たまか撮影/弁護士ドットコムニュース)
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Aさんが交際を決めた理由の一つは、被告が長男に会いたがったことだった。

小児科勤務の看護師である被告は、子どもとのコミュニケーションがうまく、長男ともすぐ打ち解けた。週末ごとに3人で過ごすなど、交際は順調に感じられた。

一方、不審に思うこともあったという。被告の車にチャイルドシートが設置されていたからだ。

被告は「月イチの面会交流のため。いつでも迎えに行けるようにしている」と説明し、Aさんはそれ以上は疑わなかった。

被告は、親権を取れず、養育費は月10万円払っているとも話していたという。

出会いから半年余り経った2023年12月、Aさんの親族との食事会にも「婚約者」として参加。Aさんの弟とLINEを交換したがり、Aさんの両親を含む親族とも積極的に交流したという。

しかし2024年8月、被告の行動を怪しんだ妻の両親が、Aさんを自宅前で待ち伏せしたことで、被告が既婚者だったことが発覚した。

「結婚するつもり」だったはずが…

本人尋問では、被告側代理人は原告に対する尋問をおこなわなかった。

被告に対する尋問の冒頭、被告側代理人は「反省の意、謝罪の意を示すつもり。奥様も(被告の行動について)『大変身勝手で多くの人の心を殺すもの』としている。質問は反省しているかどうかについてのもの」と述べ、争わない姿勢を見せた。

被告も「私の不誠実な行動により、Aさんの心を傷つけ、申し訳ありません。Aさんに一切の非はありません。Aさんの悲しみや怒りは当然で、どのような言葉を尽くしても許されないこと。申し訳ございません」と謝罪した。

ただ、その後の説明には食い違いも目立った。

「感情としては妻と離婚したいと思っていた」「離婚してAさんと結婚するつもりだった」と話す一方で、「いつか結婚しようねとたびたび話していたが、具体的な内容を話したわけではない」とも主張した。

Aさんの親族らとの食事会についても、「Aさんの長男の習いごとの発表会があり、その打ち上げに呼ばれたという認識」などと述べた。

また、Aさん宅に私物を置いて入り浸り「二重生活」をしていたことは認めたものの、2人で購入したペアリングについては「婚約指輪のつもりはなかった」と述べた。

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