「人は、信頼していない人の言うことは聞かないんですよ。アパレルのとき、信頼関係のない上司から『これしてよ。なんでやらないの?』と言われてムカついていたので、それを反面教師にしています」
スタッフがお客さんの対応で困っていたらすぐ駆けつける。やってくれたことは具体的に、上層部の目にも留まるように褒めまくる。そうして地道に信頼関係をつくってきた。
「新橋店には私より長く働いている優秀なアルバイトスタッフもいます。私は店長は初めてだし、新橋店での経験も浅い。だから『私のことを助けてください。私もあなたたちを全力で助けます』『何か思ったことがあったらどんどん言ってください。私が責任を持ちます』と言っています。自分が挫けそうになったときの店長の振る舞いをいいなと思って真似しているんです」
趣味と仕事と、それぞれの目標
普段は朝9時半〜10時に出勤して夜まで勤務する多忙な木村さんだが、コスプレは「体にガタが来るまで続けたい」という。目標は、限りなく原作である2次元に近づけることだ。
「今はAIでいくらでも2次元っぽく加工ができるんです。でも、それはしたくない。その作品にそれほど詳しくない人が見ても『あの作品の◯◯だね』と思ってもらえるように、衣装やヘッドパーツのクオリティーをもっと高めていきたいですね」
店長としての目標は、「スタッフ全員で新橋店をパンチョ一の繁盛店にすること」。すでに2026年1月から売上予算比で1位を達成し続けている(※新店を除く)という。
「でも、私1人では何もできません。みんなでいい店にしたい。そして、スタッフが今後どんな職に就いてもやっていけるよう、私も全力でみんなを支えていくつもりです」


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