もし読書感想文が「提出させること」を目的とした宿題であるならば、AIが書いた文章でも目的は達成できてしまいます。だからこそ、AIの登場は教師に問い直しを迫っています。何のためにこの宿題を出すのか。その問いに答えられないまま出す宿題こそが、実は一番危ういのではないでしょうか。
結局、AIの使用に賛成か反対かという二択ではなく、どのような目的で使わせるのか、なのです。
お役立ち! AIのプロンプト(指示文)サンプル
ここまで話をしていたようなAIはどこにあるのかという声も聞こえてきそうですが、これは自分で作るものです。何度か壁打ちをすれば、誰でも作れます。
そういったGeminiやChatGPTのプロンプトを、最近は以下のような手順で作成しています。
1. 以下の一文を作る
「私は、◯◯(場面)で、◯◯(作業)を手伝ってくれるAIを作りたい」
(例)私は、読書感想文の指導の場面で、子どもの内省を深める対話を手伝ってくれるAIを作りたい
2. その一文を、そのまま下の【 】に入れて送る
「あなたはプロンプト設計の専門家です。私は小学校の教員です。
【(例)私は、読書感想文の指導の場面で、子どもの内省を深める対話を手伝ってくれるAIを作りたい】
カスタム指示を一緒に考えてください。
いきなり作らず、まず私に1問ずつ質問して、必要な情報を集めてください。質問は最大7問。途中で十分だと思ったら、打ち切ってかまいません。
質問が終わったら、「役割・前提・手順・禁止・出力形式」の5点セットで、そのままコピーして使えるカスタム指示を作成してください」
3. 出てきたカスタム指示に、この3つを順に返す
「このプロンプトの弱点を3つ挙げて」
「このプロンプトで失敗しそうな入力例を作って、実際に試して」
「経験豊富なベテランなら、ここに何を足すと言うと思う?」
4. まとめ
「ここまでの改善点をすべて反映した最終版のカスタム指示を、そのままAIに貼り付けられる形でまとめてください」で出てきた最終版を、GeminiやChatGPTに貼り付けたら完成です。
私のYouTubeチャンネルでも紹介しているので、ぜひご覧いただけたら嬉しいです。




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