―― そうすると、あと2週間ちょっとですが……。そんなに早急にまとめられるでしょうか。
もちろんこれは公明党の意向なので、立憲、中道の思いをしっかり受けて今交渉してるところです。とはいえ、少なくとも次の秋の臨時国会もこのままの体制で臨むということは、私はないと思っています。
―― 離党が相次いでいることについてはどう受け止めていますか。
離党された方それぞれの事情があるでしょうし、私がいいとか悪いとか言う話ではないと思っています。ただ、「3党で意見が違うじゃないか」という声に対して申し上げたいのは、今何か政策について決める場面では、中道と立憲と公明の政調が一緒になって意思決定しているということ。旧立憲の人もいるし、旧公明の人もいる。今話題の皇室典範についても意見が違っていたわけです。でも、中で散々議論して、最後は一つの答えを出してきた。今国会の中で、中道はつねに最後一つにまとまっています。
だからそういう意味では、(組織が)一つになれば、私はまとまると思ってんですね。今そうなっていないから、どんどん遠心力が働いてしまうわけで。
沖縄県知事選で「中道の方針」を出せなかった理由
―― 党内で意見が分かれることは自民党にもよくありますし、仕方ないことだと思います。ただ、権力を持っている与党は意見が違っても求心力を保ちやすい一方で、野党の場合、意見が違うとそれぞれバラバラの方向を向きやすい面がありませんか。
それはあります。どの党も、一点に意見を集約することは多分できない。どの党も一定の幅がある。私たち中道は結成にあたって、党の要綱を決め、5つの基本政策も決めた。ここで一定の幅を決めたわけです。で、この一定の幅に収まる方、自分はここでやっていけるという方とは一緒にやりたいと思っていますが、「自分はもっと左なんです」「私はこの範囲に収まりません」というのであれば、それはそれでご自身の信念だし、一緒にならないという覚悟もあると思います。
こちらから排除することはないですが、中道として基本政策も示してるので、一緒の思いでやれる方、それが難しそうな方、それぞれ決断されることだと思います。
―― 沖縄県知事選の対応については、公明と立憲で分かれました。自主投票という形でなく、中道として一定の方向性を示すべきだったとは思いませんか。
公明党時代も、公明党の沖縄県議団と私たち(国政政党としての公明党)との間で、基地問題などを含め微妙な意見のねじれはありました。そういう意味では、地元により近いところと国政の立場で、いろんな違いが出てくるのは仕方ないかと。とくに中道の場合、地方議会を持っていない点は大きい。県議会もない、地方議員も誰もいない、そういう中で地方の首長選や地方議会について、前のめりにイエス・ノーを決めづらい、決めていいのか?というのがあります。

