しかし、「ドラ・ザ・キッドをどうにかきれいにしてあげたい」と腹をくくって、神田にある杜の都なつみクリニックの扉を叩いた。
ぬいぐるみの修理屋ではなく「病院」、付き添い入院も
今回足を運んだのは、JR神田駅から徒歩約5分に位置するぬいぐるみ専門病院「杜の都なつみクリニック」だ。商店街のアーチをくぐり、神田警察通り沿いに進み、左折した先のビルにあった。早速、階段を上がり、クリニックの玄関をノックする。
迎えてくれたのは、杜の都なつみクリニック院長の箱崎さんだ。
まずはぬいぐるみを出し、状態を説明する。筆者が修理を依頼したいぬいぐるみ「ドラ・ザ・キッド」は目立った汚れや傷こそないが、もともとの色からはずいぶんくすんでしまっていた。そんなぬいぐるみを預け、どの程度の修理が必要か判断してもらうため、まずは状態を見てもらうことになったのだ。
なお、杜の都なつみクリニックはぬいぐるみの修理屋ではなく「病院」なので、ぬいぐるみたちは「入院」という形で預けることとなる。実際、箱崎さんもぬいぐるみ=患者は依頼者の大切な家族であるため、きちんと人と同じように丁寧に扱ってくれたのがとても印象的だった。

