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大阪公立大「秋入学」「授業は英語」「留学生半数」の新課程構想とは? 東大とも一線を画す、"英語エリート"限定ではない理由

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大阪市城東区に新設された大阪公立大の森之宮キャンパスと「OMU」のオブジェ
2025年9月、大阪市城東区に新設された大阪公立大の森之宮キャンパス(写真:大阪公立大学)
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大阪という立地も強みの1つだ。森之宮1.5期キャンパスは大阪城が見える場所に整備される予定で、留学生にとっても魅力的な環境になると見込む。さらに、学生がPBLを通じて企業や行政の現場に出ていくことも想定されている。

「留学生が4年間で100人規模になれば、森之宮キャンパスには多文化の環境が生まれます。PBLなどを通じて学生たちと地域との接点を増やすことで、大阪自体の国際化にも貢献できる設計にしています」

日本の大学にも「学びの多様性」を

卒業後の進路は、国内外の大学院進学のほか、国際機関、自治体、グローバル企業などが考えられる。

「課題解決能力を身につけ、多文化の中で働く環境で活躍してほしいと思います。国際機関などで働くことを視野に入れてほしいですし、一方で、グローバルな視野を持ったうえで、地域課題に取り組みたい学生が行政に進む道も想定しています」

高橋氏は、この新課程を大学の認知度を高める契機にしたいと話す。

「大学入学・卒業の時期は、本来であれば個々の学生の学習レベルや進度に合わせて柔軟であるべきですが、そうした多様性が日本ではなかなか許容されませんでした。新課程設置を通じて、その風潮を変えていければと思っています。

留学生の確保に関しては、ベトナム、タイ、インドネシアなどの東南アジアを中心に、提携校をつくることも含めて検討中です。大阪という立地で4年間学べること、日本で働きたい留学生に対して、就職につなげる仕組みを持っていることをアピールしていきたいと考えています」

構想はまだ検討段階だが、公立大学が、多文化で協働する意欲を持つ学生に向けて、秋入学で留学生と共修する課程を設けることは、日本の大学の在り方に一石を投じる可能性がある。

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