映画やドラマを思い出してください。
私たちが感動するのは、主人公が困難にぶつかり、悩み、それを乗り越えようとする姿です。
あなたの人生における失敗、挫折、コンプレックス。それらはすべて、物語を面白くするためのスパイスであり、誰かを励ます材料になります。
傷つき、悩みながら生きるあなたの姿こそが、誰かの勇気になるのです。昨日までの自分と比べて、何が少し変わったか。まずはそこから、書き始めてみてください。
コンプレックスは専門分野
鏡を見るたびにため息が出るようなコンプレックスや、人に言えない性格の悩み。実社会では、それらは隠すべき弱点だと思われがちです。
しかし、発信の世界では違います。そのマイナスこそが、あなたを唯一無二の存在にする大切な源になります。
なぜなら、人は完璧な人間を憧れはしますが、心から好きにはなれないものなのです。
私たちは、自分と同じ痛みを抱えている人に心を許します。
「どうしても片付けができなくて、自己嫌悪に陥ります」
そんなふうに、あなたが勇気を出して弱さをさらけ出すと、読者との間にあった警戒心の壁がガラガラと崩れ落ちます。
「私もそうなんです」という、深い共感の架け橋がかかるからです。
悩みが深ければ深いほど、あなたは無意識のうちにそのことについて考え、どうすればいいかと悩み抜いてきたはずです。
それは見方を変えれば、その悩みにおける専門家であるとも言えます。コンプレックスを克服した経験はもちろん、今まさに悩みの中にいるという事実さえも、同じ苦しみの中にいる人にとっては貴重な情報であり、救いになります。
隠そうとして必死に塗り固めてきたそのコンプレックスこそ、実はあなたの一番深い価値が眠る場所なのです。

