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所ジョージ、12歳児童婚への「結婚すればわかる」発言が物議 "昭和のバラエティ作法"が令和に通用しない訳

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所ジョージ
「世界まる見え!テレビ特捜部」公式サイトより
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所ジョージはもともと攻撃的な物言いをするタレントではない。彼は長年にわたって肩の力を抜いたスタイルで芸能界を渡り歩いてきた。所は思想家でも論客でもなく、生活者の感覚を代表するような存在である。

偉そうにせず、物事を斜めに見て、くだらないことを面白がり、深刻なものを少し茶化す。その態度はテレビタレントの1つの理想像だった。バラエティ番組の視聴者は堅苦しい話が聞きたいわけではない。所のような人が場を和ませ、物事を軽く受け流してくれることに安心していた。

だが、その「軽さ」が通用しない領域もある。前述のVTRで紹介された「児童婚」は、単なる異文化の風習として興味本位で取り上げるようなものではない。

「結婚とは何か」という一般論で語れない

ユニセフは18歳未満の結婚を基本的人権の侵害と位置づけており、貧困、家族の名誉、社会規範、宗教的慣習、法制度の不備などが複雑に絡み合って子供を結婚に追い込む問題だと説明している。ここで問われているのは「結婚とは何か」という一般論ではなく、「子供が大人の都合で性的・社会的関係に組み込まれることをどう見るか」という人権の問題なのだ。

所の発言が批判されたのは、言葉そのものが悪質だったからというより、その言葉がこの問題の焦点をずらしてしまったからだ。

このVTRの核心は、14歳の少年が12歳の妹たちを必死で守ろうとしていることにあった。彼は結婚の良し悪しを知らない未熟な少年なのではなく、周囲の大人たちが当然視している不条理に対して、直感的に「これはおかしい」と感じている存在だった。

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【少年の人生経験の不足にすり替えた?】

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