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「サラリーマン辞めて医師に」28歳で医学部受験、インバウンド向けの病院長になった遅咲き医師の遠回り

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医師
林田崇史さんは28歳から医学部再受験に挑戦しました(写真:R&D VISUALS / PIXTA)
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現在林田さんは大阪・梅田でうめだ国際クリニックの院長を務めています。

うめだ国際クリニック(写真:林田さん提供)

「今はインバウンドの患者さん向けのクリニックにいます。といっても、メインは一般的な保険診療(内科)で、旅行中に体調を崩されたりケガをされたりした方がほとんどです。

旅行先で異国の言葉が通じにくい状況での体調不良というのは、想像以上に不安が大きいと思うので、安心して受診してもらえたらと思っています。

英語圏の方が多いとはいえ様々な国の方がいらっしゃるので、その場合はChatGPTなどを使って意思疎通に齟齬が出ないよう気をつけています。あとは、旅行を最後まで楽しんでもらい、無事に帰国できるようサポートできればと思います。

仕事自体は日本人を診察する場合と変わりませんが、今の保険診療の状況を考えると、既存のクリニックで成り立たせるには1日にかなりの患者数を診ないとやっていけない時代になっています。

そういった中で、病院やクリニックでただ働くよりも、新しいことに取り組んでいく方が大事だと思っています」

(写真:林田さん提供)

何が正解かは全然わからない

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「昨今は医師の働き方について話題になることも多いですが、未だに何が正解かは全然わからないです。だから、興味があることをやっていくのが大事なんじゃないかと思います」と語る林田さん。

回り道に見える道を、自分のペースで着実に歩んできた彼の姿は、「普
通の時間軸」から外れることを恐れている人への静かなエールのように映りました。

院内の様子(写真:林田さん提供)
教訓:何事も期限を決めてやるのが大事

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