週刊東洋経済 最新号を読む(5/23号)
東洋経済オンラインとは
キャリア・教育 #浪人したら人生「劇的に」変わった

「サラリーマン辞めて医師に」28歳で医学部受験、インバウンド向けの病院長になった遅咲き医師の遠回り

8分で読める
医師
林田崇史さんは28歳から医学部再受験に挑戦しました(写真:R&D VISUALS / PIXTA)
2/5 PAGES

彼にとっての転機は高3になるタイミングで起こりました。「とりあえず英語をなんとかしよう」と1カ月で800単語を丸暗記したところ、英語の成績だけが急上昇。この結果に自信を得て志望校を考え始めた林田さんは慶應義塾大学を目指すことにしました。

「慶應という名前は知ってるけど、実際どんなところかは全然知らなかったんです。ただ、なんとなく響きがよさそうだったので。英語だけ伸びて他はほぼ手つかずだったので、模試はよくてD判定でしたけど英語の成績が模試でグインと上がったので『いけるやろ!』という感じでした」

しかし、英語が伸びても他の科目は今までやっていなかったことが響き、思うように伸びず。現役の受験は慶應・上智大の経済学部に不合格となり、地元にある大学と青山学院大の経済学部に合格しました。

慶應を目指して仮面浪人を始める

こうして林田さんは、一度は地元にある大学に入学しますが、1〜2カ月で通うのをやめてしまい、浪人を決断します。彼に浪人を決めた理由を聞いたところ、「通っていたキャンパスが山奥にあったため」と答えてくれました。

「大学生が集まるメインキャンパスに通いたい気持ちがあり、なぜ山奥に通っているのだろうと思っていました。そこで、夏期講習を駿台で受けた後、秋からは代ゼミ大阪校に週2回、英語と小論文の2科目のみ受講するスタイルで仮面浪人を始めました。

当初は英語と小論文だけで受けられる慶應のSFC(湘南藤沢キャンパス)を狙っていたのですが、秋くらいに『自分が大学に行かなくなったのはメインキャンパスじゃないからだ』と気づき、9月から数学を追加して経済学部を受けることにしました」

模試の判定はD〜Eが続いたものの、英語の「前後を読んで綺麗な日本語にするよりも、直訳で点を取る」感覚をつかんだことが功を奏し、林田さんは無事1浪で慶應義塾大の経済学部に合格することができました。

次ページが続きます:
【新卒で入った会社を2年で退職】

3/5 PAGES
4/5 PAGES
5/5 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象