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アップルが今秋の次期iOSで外部AIモデルを選択可能に、自社デバイスを包括的なAIプラットフォームへ

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(写真:ブルームバーグ)

米アップルは、自社ソフトの各機能で利用する外部の人工知能(AI)サービスについて、複数の選択肢からユーザーが選べるようにする。自社デバイスを包括的なAIプラットフォームへと進化させる戦略の一環だ。

事情に詳しい関係者によると、ユーザーは文章や画像の生成・編集といった用途で、複数のサードパーティー製AIモデルから選択できるようになる。この変更は今秋にリリースが予定されるiOS27、iPadOS27、macOS27で導入されるという。未公開情報であることを理由に、関係者は匿名を条件に明らかにした。

ブルームバーグ・ニュースは3月、アップルが音声アシスタント「Siri」を外部のAIアシスタントに開放する方針だと報じていた。2024年に導入された「Apple Intelligence」では現在、Siriや文章作成支援、画像生成機能などで利用できる外部AIはOpenAIのChatGPTのみとなっている。

これらの動きは、AI市場で優位性を確保するための戦略の一環だ。自社で最良のAIソフトやサービスを開発するのではなく、ユーザーが自社デバイス上で幅広い選択肢を容易に利用できるようにする点に特徴がある。

iOSのアップデートでは、App Storeで提供されるAIサービスの中からユーザーが選択できるようになる。事情に詳しい関係者によると、アップルはこれまでに少なくともアルファベット傘下グーグルやアンソロピックとの連携を社内でテストしてきた。

アップルはすでに、Siriを支える基盤モデルの刷新に向けてグーグルと協力しているほか、社内のAI基盤や製品開発でアンソロピックと提携している。

アップルの広報担当はコメントを差し控えた。

Photographer: Samyukta Lakshmi/Bloomberg

著者:Mark Gurman

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