これらは働く人のモチベーションを高める要素として、キャリア研究の世界では「職務特性理論」と呼ばれているという。5つの特性が網羅されている場合、「その職務は充実している」と判断できるわけだ。転職すべきか否かを判断する際、大きく役立ちそうなポイントではないだろうか。
仕事の資源④ 会社からのサポートや公正な評価があること
この資源も「働きがい」を左右する重要な要素で、その一例が、社員の仕事をサポートする教育制度や休暇制度、がんばった分だけ公正に報いる評価制度など。こうした制度は仕事の要求度(難易度)を和らげ、ワークエンゲージメントを高める仕事の資源として機能する。
ここでも、資源がある場合とない場合とを確認してみよう。
評価軸はさまざまだろうが、大事なのはその人事評価に対して、本人の納得感があるかどうかだ。なお、納得感を得られるかどうかを判断するうえで重要なのは、その評価が決まるまでのプロセスだ。
そのプロセスに対して「公正だ(納得できる)」と思える感覚のことを、組織論では「手続き的公正感」と呼び、その理論に基づいた“納得感の高い評価制度”は、次のような6つの要素を持っているという。
評価が決まる「まで」のプロセスにこの6つの要素があれば、公平性を感じやすくなるということだ。これもまた、転職のプロセスにおいて大きく役立ってくれそうだ。
