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転職3年後に「またモヤモヤ」を繰り返す人が見落としている、職場に存在する4つのリソースとは

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転職はタイミングが10割
「良い我慢」を続けてレベルアップをすれば、転職先で同じモヤモヤを抱えずに済む(写真:kikuo/PIXTA)
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たしかに「転職したい」と考えている以上は、いまの会社のなにかにモヤモヤした思いを感じているはずだ。だからこそ、その原因を言語化することが重要なのである。

重要なポイントは、実際のところ「会社に残ったほうが得をするモヤモヤ」も存在するという指摘だ。

モヤモヤを我慢して働き続けたくない。そんな気持ちも痛いほどわかります。でも実は我慢には「良い我慢」と「悪い我慢」の2つが存在します。
「良い我慢」とは、ある一定の期間正しい努力をすることで、人を成長させるものです。
「悪い我慢」とは、ただただ、精神的にも体力的にもすり減って疲弊してしまうものです。(「はじめに」より)

「良い我慢」を続けてレベルアップをすれば、転職先で同じモヤモヤを抱えずに済む。そのときこそが、自分にとって最高の転職のタイミングなのだろう。

いずれにしても、まずはモヤモヤの原因を突き止める必要がありそうだ。そこで、ここではその点に注目してみたい。転職について考える際には、避けて通れないことでもあるからだ。

モヤモヤの正体は4パターンに分けられる

著者によれば、モヤモヤの原因を解明するヒントになるのが「職場のリソース(仕事の資源)」。

私たちのモチベーションを左右する「働きがい」において重要なワークエンゲージメントは、求められる「仕事の要求度(仕事の難易度)」や、「仕事の資源」によって高くなったり、低くなったりと変化します。
これをわかりやすく図式化したのがオランダの心理学者、アーノルド・バッカーの提唱した「仕事要求度――資源モデル(JD―Rモデル)」です。(74ページより)
(画像:『転職はタイミングが10割』より)

仕事の要求度には、「仕事のプレッシャーや責任の大きさ」「仕事量の多さ」「それに伴う精神的・肉体的負担」などが相当する。たとえば接客業や営業職は人と関わる仕事であるため、相手に合わせ続けたり、気を遣ったりするような精神的負担も含まれることになる。

だがストレスがかかった状態では、ワークエンゲージメント=やりがいは低下していき、場合によっては健康障害(うつなど)につながることも考えられる。

そこで、仕事の資源が重要な意味を持つのだ。仕事の資源が充実していれば、もし仕事の要求度が高かったとしても、バーンアウト(燃え尽き)につながるような悪いストレスを感じにくくなるわけである。

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【仕事の隙間を埋めるために、助け合いが大きな意味を持つ】

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