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乗り合わせたタクシー運転手と再婚 50歳女性が、学歴重視の初婚の失敗で取り払った"固定観念"とは?

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たまたま拾ったタクシーの運転手と交際、結婚した茜さん(50歳)の「第二の青春」とは(イラスト:堀江篤史)
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若々しいというか軽率な行動であるが、茜さんは青春時代をやり直している感覚のようだ。理系の大学を中退してからはパチプロをしていたという茂之さんは「堅実な会社員」とはかけ離れたキャリアの持ち主。彼も離婚歴があり、19歳になる息子は元妻と一緒に暮らしている。

「彼は誰に対しても優しくて、人が良すぎるんです。他人の借金を300万円も肩代わりさせられて、派遣の仕事だけでは返済が追い付かないのでタクシー運転手をしていました。今も派遣で研究職をしています」

茂之さんが住む一軒家に通うようになって「一人になる不安」がなくなった茜さん。ようやく勝則さんとの17年間に及ぶ婚姻関係を終わりにすることができた。そのうち7年間は断続的に不倫していたので勝則さんが気づかなかったはずはない。

しかし、勝則さんは「早く離婚して次の結婚相手を探したほうがいいよ」とだけ言っていた。茜さんが再婚した今も週に2回は同じ屋根の下で寝ているのだから、夫婦愛はなくなっても家族愛はあるのかもしれない。

二度目の新婚生活を満喫

「どうなんですかね。仲は良くも悪くもない、といったところです。もともと会話がないのでよくわかりません(笑)。子どもたちは元夫との仲は悪くなくて、高校生になる息子は元夫と同じ部屋で寝ています。子どもたちを彼(茂之さん)と会わせたこともありますが、娘も息子も複雑そうでした」

茂之さんは無口な勝則さんと正反対でよくしゃべる男性だ。気が利いてまめに動いてくれる。48歳で彼と再婚した茜さんは二度目の新婚生活を満喫している。

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【まるで若者の同棲生活のよう】

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