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【ピークは60代】しびれ、腫れ、変形…中高年女性を悩ます《手指の不調》が起きる意外な要因と、正しい向き合い方

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家事や育児に一生懸命取り組んできた人ほど手指に不調が出やすいという(写真:おじゃみ/PIXTA)
  • 三戸 一晃 神戸百年記念病院手外科センター長兼整形外科部長
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ご自身の手指疾患の原因に皆目見当がつかないにもかかわらず、痛みやしびれが強いと感じたら、いったん「心の疲れ」を疑ってみてください。

不安や悩みを抱えていないか。

ストレスを溜めこんでいないか。

思い当たる節があれば、心身ともに、休息とリラックスが必須となります。無理をせずに休みながら、様子を見ていくといいでしょう。

ほかの人と同じだけ仕事しているのに、なぜか自分だけ手指が痛くなって苦労しているのであれば、仕事量やその内容が自分の手指の能力を超えていることがあるので、もしかしたらその仕事にあまり向いていないという可能性があります。

いろいろと手指に対する負担を配慮し、ケアしている。それでも改善が見込めないようなら、同じ会社内での部署変更の申し出や、思い切って転職することを視野に入れてもいいかもしれません。

いずれにせよ、病気が悪化するいちばん大きな要因は、症状に気づいているのに、ほったらかしにしてしまうことです。

手指の疾患が命にかかわる病気のサインになることもなくはないですが、そのようなケースはきわめて稀です。しかしもれなく、日常生活にはさまざまな支障をきたします。だから、ちゃんと病気と向き合い、治療に専念しましょう。痛いのを我慢して手指を酷使するのは、言語道断です。

こんな人は要注意! 手指の病気になりやすいタイプ

手指の使いすぎが手指疾患の大きな要因であり、加齢とともに罹患率が上がるのは事実ですが、もちろん個人差はあります。大きく影響するのは、就いている職業や仕事の内容です。

手指を酷使しやすい職業の代表例は、昔から大工というのが通説ですが、現代では四六時中パソコンを使うデスクワーカーもその筆頭といえるのではないでしょうか。

プログラマー、システムエンジニア、ライター、編集者、銀行員、経理事務担当者、レジ業務担当者など、つねに文字や数字を打ち込む作業をしている人は、手指の病気を発症するリスクが高いといえます。

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【ほかにもリスクの高い職業がたくさん】

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