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【ピークは60代】しびれ、腫れ、変形…中高年女性を悩ます《手指の不調》が起きる意外な要因と、正しい向き合い方

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家事や育児に一生懸命取り組んできた人ほど手指に不調が出やすいという(写真:おじゃみ/PIXTA)
  • 三戸 一晃 神戸百年記念病院手外科センター長兼整形外科部長
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引っ越し業者、宅配業者、倉庫のピッキングスタッフ、図書館の司書なども、手指を酷使せざるを得ない、要注意の職業です。自分の手で荷物を運ぶことがおもな仕事なので、とくに重い物を持つ際は指に大きな負担をかけることになります。その積み重ねが、手指の疾患を誘発するのです。

プロの楽器奏者も、手指の過剰な使用とは切っても切れない職業といえます。楽器によって使用頻度は異なるでしょうが、たいていは演奏する際に繊細な指の動きが求められるもの。練習を怠らない人ほど、指に異変が生じる可能性が高いとお考えください。

ピアニストやギタリストが演奏しているシーンを想像してみればわかります。巧みな指使いと、奏でられる美しい音色は見事のひと言ですが、その代償として、手指に無理を強いてしまっているのです。

もちろんアマチュアの人でも、趣味の楽器演奏に多くの時間をかけていれば、そのぶん手指にダメージが蓄積していくことになります。

「ゲーム依存」「SNS依存」も指に負荷がかかる

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ほかでは、バスケットボール選手やバレーボール選手、スポーツクライミングの選手、体操選手など、「手指を使ってなんぼ」というスポーツに心血を注いでいるアスリートは、プロアマを問わず、手指に痛みや腫れが出やすいです。

また、テニス、バドミントン、ゴルフなど、ラケットやクラブといった道具を握ることが求められるスポーツの選手は、指をスムーズに曲げ伸ばしできなくなる「ばね指」になりやすいとされています。

そして最近多く見られるようになったのが、仕事に関係なく、趣味や人付き合いでスマートフォンやパソコンを多用する人たちです。 彼らはゲームの操作やSNSでの文字の打ち込みなどにより、指をひっきりなしに動かします。

ゲーム依存、SNS依存は、若い人たちに限った話ではありません。中高年にも増えています。心当たりのある人は気をつけましょう。

いつ、手指に違和感が生じても、まったく不思議ではありません。仕事でも指をよく使う人は、なおのことです。

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