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軽快でスタイリッシュな新世代ミドルネイキッド、トライアンフ新型バイク「トライデント800」の絶妙なポジショニング

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丸型LEDヘッドライトと滑らかなボディラインが、どこかクラシカルな趣を漂わせる(写真:TRIUMPH)
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スロットル操作に対するパワーの出方がスムーズで極低回転からトルクフル。2000rpm付近からでも安心してスロットルを開けられる。フラットで厚みのあるトルクが広い回転域に続き、市街地からワインディングまでギアに神経質になる必要がない。2〜4速でほぼ完結してしまう懐の深さは、このクラスでも際立っている。

ハンドルが高めで上体が起きたリラックスしたポジション。高速走行ではやや風圧は感じるものの、伸びやかなパワーと独特の3気筒サウンドを楽しめる(写真:TRIUMPH)
前後セパレートタイプのスポーティなシートを採用。シート高は810mmと輸入車としては比較的低めの設定。前方を絞り込んだ形状により優れた足つき性を実現した(写真:TRIUMPH)

ライディングポジションも810mmと低めのシートにアップハンドルで自然体。足つきも良く、視界も広いので安心感が高い。ホイールベース1402mmは600ccスーパースポーツ並みに短く、そのコンパクトさゆえに街中の交差点でもコーナーでもクイックに向きを変えるし、豊かな低速トルクのおかげでUターンや細かな取りまわしも気楽にこなせた。

そして特筆すべきはサウンド。高音域の吸気音と3気筒特有のハスキーな排気音が重なり、思わずアクセルを開けたくなる心地よさだ。ハンドリングは素直でニュートラル。軽快さの中にフロントの接地感がしっかりあり、サスペンションの動きも滑らか。標準装着タイヤのミシュラン・ロード6との相性も良く、軽さと安心感のバランスが絶妙だ。

“頑張らなくても楽しい”が大人を満足させる

突然の雨でもコーナリングABSとトラコン、そして路面をつかむトラクション性能に優れる3気筒エンジンのお陰で安心して走りを楽しめた(写真:TRIUMPH)
最高出力は84.6kW(115ps)/10750rpmとピークを抑えつつ、最大トルクでは84Nm/8500rpmと765RSを上まわる。スロットルレスポンスなどの味付けを変更し、扱いやすさを重視した設定になっている。クイックシフターを標準装備(写真:TRIUMPH)

今回のキプロス島は寒暖差が激しく、晴れたと思ったら雹混じりの大雨というコンディションだったが、タイヤ性能と電子制御に何度も助けられた。ただし、レインモードでも介入は過度ではなく、この3気筒エンジンが本来持っているトラクション性能の高さが強く印象に残った。

ブレーキは扱いやすく、効きもコントローラブル。コーナー進入時の減速もイメージどおりに決まりやすい。クイックシフターもスムーズで、走りのリズムを崩さないのがいい。

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【余裕のあるパフォーマンスと扱いやすさを両立】

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