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「1000人超の犯罪者が証言」 泥棒が諦める"面倒な家"の条件 防犯目線の物件選びを元大阪府警の警察官に聞いた

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折元洋巳さん
一人暮らしで知っておきたい住まい防犯について、専門家が解説します(撮影:桑田瑞穗)
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―― 窓については、どんな対策が現実的でしょうか。

折元さん補助錠と防犯フィルムですね。

補助錠は、ホームセンターで買える後付けタイプでもいい。上下につけるのが理想です。どうしても1つなら上側。上にあるだけでも、外から見たときに“あ、面倒そうやな”と伝わりやすいんです。

ホームセンターなどで購入できる窓用補助錠(写真:kari /PIXTA)
物件に「サブロック」がついていれば防犯上の安心材料になる(写真:kokano/PIXTA)

それから防犯フィルム。これはすごくいいです。

ガラスが割れないわけではないけど、割っても貫通しにくくなる。時間がかかる。しかも防災面でも役に立つ。デジタルキーと防犯フィルムの2つの対策で、侵入手口の90.2%に対抗できるとされています。

―― 防犯だけでなく、防災にもつながるんですね。

防犯フィルム(写真:ねこ吉/PIXTA)

折元さん防犯フィルムは、台風や地震でガラスが飛散しにくい。紫外線対策にもなる。防犯だけのための出費と思うとハードルが高くても、“暮らし全体の備え”として考えると意味があると思います。

―― シャッターや雨戸はどうでしょう。短時間の外出なら(在宅していると思わせるため)閉めないほうがいい、という話も聞きます。

折元さん:それはあまり気にしなくていいです。

泥棒は、シャッターの開閉だけで留守かどうか判断しているわけじゃない。もっと慎重に見ています。だったら、閉められるものは閉めたほうがいい。シャッターがあるなら閉める、ロックする、補助錠も使う。設備は使ってこそ意味があります。

シャッター(写真:cba/PIXTA)

駐輪場とゴミ置き場は、“防犯レベル”を映す場所

―― 内見時には、室内以外に共用部もよく見たほうがいいですか。

折元さん:絶対に見たほうがいいです。

特に見てほしいのは駐輪場とゴミ置き場ですね。駐輪場が乱雑で、放置自転車がある。カゴにゴミや古い傘が入ったままになっている。そういう場所は、“誰もこの場をきちんと見ていない”という印象を与えます。

ゴミ置き場も同じで、ルール外のゴミが出ている、生ゴミが散乱している、掃除されていない。そういう状態だと、外から入ってきた人間が“異物”として目立ちにくいんです。

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【1階は本当にダメ?  “避ける”より“どう備えるか”が大事】

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