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「1000人超の犯罪者が証言」 泥棒が諦める"面倒な家"の条件 防犯目線の物件選びを元大阪府警の警察官に聞いた

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折元洋巳さん
一人暮らしで知っておきたい住まい防犯について、専門家が解説します(撮影:桑田瑞穗)
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―― 何も盗れなくても、ですか。

折元さん犯人にとって一番怖いのは、出てきたところを誰かに見られて通報されることなんです。

留守だと見込んで盗みに入っても、家から出てきた瞬間に周囲に見られていたら終わりですよね。だからこそ、通行人が少ない、外からの目線が届きにくい場所はやりやすい。袋小路の奥って、そういう意味でかなり都合がいいんです。

―― 「静かな住宅街で落ち着いている」は、裏を返すと人目が少ないことでもありますね。

折元さん:そうなんです。もちろん静かな場所そのものが悪いわけじゃないです。

でも、“静かで落ち着いている”と“見守りの目が少ない”は、時に同じことでもある。物件を見に行ったときには、その場所が自分にとって心地いいかだけじゃなく、「第三者の目がどれだけあるか」も一緒に見てほしいです。

一般社団法人 全国防犯啓蒙推進機構 理事長・折元さんは、大阪府警の警察官として20年のキャリアを持ち、特殊捜査(尾行など)を行う刑事や、留置場の看守などを務めてきた。防犯専門家歴20年、1200件以上の防犯相談、10000室以上の防犯対策を指導。NHKやフジテレビ、日本テレビなど、多数のメディア・テレビ番組にも出演している(撮影:桑田瑞穗)

「非常階段近くの部屋」は安心どころか要注意?

―― アパートやマンションなどの集合住宅でチェックすべき場所は?

折元さん:非常階段の位置ですね。

例えばマンションだと、「非常階段に近いと、火事や地震など何かあったとき安心かな」と思う人も多いんですけど、防犯の視点では必ずしもそうではありません。非常階段の横の部屋って、泥棒からすると逃げ道を確保しやすい場所なんです。

もし何かしている途中で見つかっても、すぐ逃げられる。逆に、階段と反対側の部屋だと、逃げるときに他の住人と鉢合わせするリスクが高い。だから、最初に狙うなら非常階段側、という考え方が出てくるんですね。

―― かなり意外です。

非常階段と部屋の位置関係には注意が必要(写真:Haru photography/PIXTA)

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【集合住宅で見落としがちなポイント】

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