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「なんで私ばっかり…」「ダラダラしてる夫が許せない」…夫にイライラし続けた共働き妻が気づいた"頑張りすぎの罠"

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子育てに悩む女性
パートナーシップを見直したことで、家族関係が好転した例を紹介します(写真:metamorworks/PIXTA)
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自分が完璧主義で、家族に対してもずっとピリピリしていたので、今振り返ると家の中には始終緊張感がありました。

子どもに対しても、「片づけなさい」「◯時までにこれをしなさい」と声をかけていて、「8時にお風呂に入りなさい」と言って3分も過ぎると、もう爆発しそうになるような状態でした。

家庭のこと以外でも、私はなんでも全力で打ち込みたいタイプ。例えば、趣味のスポーツなどでも自分を追い込んでいました。

そんな中、家庭教育コンサルタントの岩田かおりさんの講座に「子どもを自ら学ぶ学び体質にしたい」と思い、入りました。でも、今振り返ると、大切だったのは私の当たり前の基準をたくさん笑い飛ばしてもらったことだったと思います。

見直していくと、完璧主義という特性からどんどん自分で自分の余裕をなくしていることに気づいたんです。「〜すべき」の思い込みをそぎ落としたり、「まぁいいか」と思ったりする中で、少しずつ余白が生まれていきました。例えば、それまでは「家族の健康のために自分で料理をつくらなければ」と思っていましたが、今では「今日は疲れたからフードコートに食べに行こうか」と思えるようになりました。

自分がパツパツの状態から解き放たれていくと、次第に、夫に対しても子どもに対しても、できていないほうに目が向くことが少なくなったのです。

子どもの「好き」について一緒に話せる余裕

私は出産してからずっと夫のことを敵視してきましたが、本来は人生のことも子どものことも一緒に考えていく相棒であるはず。であれば、気持ちよく頼めて動いてもらう関係性であったほうがいいに決まっています。その上位目標にたどり着いてから、何をすべきかを考えられるようになりました。

夫には指示命令だけでなく、少しずつ雑談をするようにしていきました。でも、「無理やり笑顔をつくる」「無理に声のトーンを上げる」ということは私の性格上、できなくて。

だから、自分が本当に楽しめることを大事にしました。例えば、娘がギリギリ聞こえるくらいの距離で、「◯◯(娘)が今日自習室で3時間も勉強したらしいよ!」と夫に話をし、夫が「おお、すごいね」と返すなどの雑談をしています。私も娘の嬉しい成長について話ができますし、娘を間接的に褒めてモチベーションを上げる効果もある。こうしたエピソードであれば、夫と楽しく話せることを発見していきました。

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【家族関係の変化】

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