4月21日、またまたトランプ大統領の「TACO」マジックが炸裂する?荒れるマーケットで個人投資家はどう生き残ればいいのか

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デッドラインぎりぎりで2週間の停戦となったが、問題は解決したわけではない。「21日」はあっという間にやって来る(写真:ブルームバーグ)

相変わらずドナルド・トランプ大統領の言動に振り回される日々が続いている。

トランプ大統領はイランをあまりに軽く見ていた

7日には「ひとつの文明を終わらせる」という脅し文句が飛び出した。聞いた瞬間、「おいおい、アメリカはイラン攻撃に核兵器を使うのか?」と背筋が寒くなった。

たまたま筆者は、久しぶりの骨休め旅行で長崎市を観光してきたばかり。「人類3度目の核兵器の可能性」だなんて、考えただけでもゾッとするではないか。

ついでに言うと、長崎県の島原半島に足を延ばし、雲仙で温泉に浸かり、そこから南島原市のキリシタン関連遺跡も見物してきた。「島原・天草一揆」の舞台となり、天草四郎と3万7000人の信者が立て籠もった原城の跡地では、満開の桜の下で地元の方々が週末の「原城一揆まつり」の準備をしていた。のどかな光景であったが、わが国が体験した数少ない「宗教戦争」の地である。それがどんなに凄惨な結果に終わったか、確かに「世界遺産」としてとどめておくべき場所なのであった。

とはいえ、人間が歴史に学ぶことは難しい。まして「人は経済動機のみにて生きるもの」と信じるトランプ大統領は、信仰心の怖さを軽く見ていたようだ。イランは脅せば引くだろう、最高指導者を倒せば人々が蜂起するだろうと考えたらしい。しかし、彼らにとってこれは宗教戦争であった。まして「アメリカに死を!」と唱え続けてきた人たちである。

イランはまた、長い歴史を有する誇り高き国である。ほとんどの軍事施設が破壊され、多数の政府指導者を殺害されても、イスラム体制は健在であり、逆にホルムズ海峡を封鎖することで世界経済を人質にしてしまった。かくしてトランプ大統領は、ブチ切れしながら乱暴な言葉を繰り返し、「最後通牒」を何度も延期する羽目になってしまった。

次ページタイムリミットギリギリで危機は回避されたが……
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