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「とりあえず考えてみて」と言われてPCの前で30分フリーズ! AIにもうまく指示が出せない人に足りないもの

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PCの前で頭を抱えるビジネスパーソンの女性
知っているかどうかで仕事に取り組む速さと質が変わる「方程式」について解説します(写真:elise/PIXTA)
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パターン2:手順が不明確

ゴールは確認したものの、そこへたどり着く手順がわからない場合です。「良いたたき台とは何か」「どんな要素が揃っていればいいか」「どんな順番で進めればいいか」――これらが不明確なまま動くと、後から大きな抜け漏れが発覚します。

パターン3:重要なポイントが不明確

何をすればいいかはわかっているのに、すべての作業を同じ深さでやろうとして時間が足りなくなるパターンです。たたき台はあくまで議論の土台であり、細部まで完璧に仕上げるものではありません。「方向性を決めるために本当に必要なことは何か」にメリハリをつけられないから、時間を使い果たしてしまいます。

AIを使っても同じ問題が起きる

ここで少し視点を変えてみると、この「フリーズ問題」はAI時代になっても解消されないことがわかります。

「AIに聞けば、すぐ出てくるんじゃないか」と思う方もいるかもしれません。しかし、AIに対しても「なんか資料作って」と漠然と指示を出せば、返ってくるアウトプットは的外れになります。

AIへの指示も、「現状×打ち手=期待する成果」の構造に沿って組み立てるほど、質の高い回答が得られます。仕事の構造を理解していない人は、AIを使っても同じ場所でつまずくのです。

逆に言えば、この構造を理解することがAIの恩恵を最大化する近道でもあります。

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良い知らせがあります。仕事の構造は、学べば誰でも身につけられます。地頭の良さも、豊富な経験も必要ありません。

方程式のように、一度体に馴染んでしまえば、どんな仕事でも同じ枠組みで考えられるようになります。「とりあえず考えてみて」と言われたとき、まず「期待する成果は何か」を確認し、「現状はどうか」を整理し、「どんな打ち手が考えられるか」を並べる――この順番で動けば、手が止まることはなくなります。

そして、この構造に沿って作り上げたものこそが「良いたたき台」です。良いたたき台は、議論を活性化させ、良いフィードバックを引き出し、仕事をどんどん前に進めます。

「とりあえず考えてみて」という言葉を、成長のチャンスとして使いこなせるかどうか。そのカギは、仕事の構造を知っているかどうかに掛かっています。

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