「電話アポとか非効率すぎますよ」言い訳と"やらない理由"が多いエリート新人が入社半年でやらかした"致命的失敗"
二人の新人に電話アポ取りを任せてみた
これから新社会人になる人は、できることなら早く成長してスキルを身につけたいと思っているだろう。実際に、1年目で急成長できる人もいれば、対照的に1年経ったときに自分でも成長を実感できず、会社からの評価も得られないという人もいる。
成長する人と伸び悩む人では、1年目の過ごし方に大きな違いがある。
結論から言うと、伸び悩む人は得てして失敗したがらない。そして、伸び悩む人のもう一つの傾向が、プライドが高いということだ。
筆者は以前、企業間のM&Aを仲介する会社で、買い手側の営業部長を務めていた。そこでマネジメントすることになった、AくんとBくんの象徴的なエピソードを紹介したいと思う。
AくんとBくんは新卒入社の同期だ。
M&Aの仲介というのはかなり特殊な職種である。サービス対象は経営者の人生(会社)であり、取引額は数千万〜数十億円。条件設計や提案ミスは当事者へ大きな影響を与える責任重大な仕事だ。
高度な専門知識が求められ、中小オーナーの感情・事情に向き合いながら論理的に条件を詰める高い人間力も必須である。
そのため、活躍する人材の多くは投資銀行や監査法人、メガバンクや証券会社等の金融業界出身者や、高いコミュニケーション能力をもち、高い営業実績などを叩き出してきた即戦力人材がほとんど。
そんな業界では、大学を出たばかりの、二人はいわば「ペーペー」だ。
筆者は、まったくの未経験である二人に、まずは新規のコールドコールを指示した。新規といっても、過去に営業をかけた企業がリスト化されており、とにかくそこに電話をかけてアポイントを取ってくるというものだった。
Aくんは指示の通り、素直に企業に電話をかけ続けた。電話の履歴を見ると、一日に100件はかけていた。
Aくんの行動力は、単純な件数の多さに留まらない。
営業先のリストの中には、以前クレームを受けて縁が切れてしまった企業も含まれていた。相手は運送業の社長で、当時の担当者の対応が悪いと、怒り心頭だった。それ以来、誰もその社長に連絡していなかったのだ。
Aくんは果敢に電話をかけた。




















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