「《不審者パーカー》はどこまで進化した?」猛暑時代2026、ワークマン最新UVパーカーの"本気"

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よりわかりやすく説明すると、素肌なら20分で日焼けが始まる環境において、その生地をまとえば 「20分×50倍=1000分(約16時間半)まで日焼けを遅らせることができる」という意味である。

数値は15から50まであり、数値が高いほど防御性能が高くなる。「50+」は極めて高い効果があることを示す。つまり、夏の強い日差しの中でも、事実上、紫外線をほぼ100%に近い状態まで遮断できるレベルといってもいいだろう。

「2300円という低価格で、UPF50+と90%以上の遮蔽率を維持し続け、かつ洗濯耐久性まで担保できるのは弊社の強みだと思っています。お客様の声に応えるための『高機能×低価格』という看板は絶対に譲れないラインです」

新モデル「不審者パーカー」進化ポイント

2026年モデルのEX+は、単なる再販ではない。現場の声とSNSでの反響を反映し、機能面で数箇所のアップデートを遂げている。

最大の進化は呼吸のしやすさだ。前年モデルで課題だったのが、顔をすべて覆ったときの息苦しさだ。そのため、新モデルでは口元の左右部分に「切り込み」を施した。

着用したところ
左右に大きめの切り込みが水平に入っている。この穴の大きさならペットボトルで水分補給も可能だ(写真:筆者撮影)

「最大の変更点は、通気性の向上です。切り込みを入れ、ファスナーをすべて上げたフルフェイス状態でもスムーズに呼吸ができ、熱がこもりにくい構造へと進化させました」

同時に、この切り込みは「着用したまま飲み物が飲みたい」というユーザーの声に応える“ストロー穴”としての機能も兼ね備える。

つまり「不審者状態」のまま水分補給ができるという、シュールながらも非常に実用的な進化である。

一方で、素材そのものはあえて変えていない。

「前年モデルで非常に高い評価をいただいていたため、接触冷感や紫外線遮蔽率90%以上の高機能素材は継続採用しています」

腕を上げたところ
全身を覆う設計のため動きやすさをより重視し、ストレッチ素材を採用。接触冷感で肌に触れるとひんやりし、吸水速乾だから汗をかいてもサラサラで着心地もいい(画像:ワークマン)

ただし、夏場は繰り返し洗濯することへの耐久性を考慮し、加工の持続性を強化した。あわせて、効果を長持ちさせるため、注意してほしい点があるという。

「注意していただきたいのは柔軟剤です。成分が素材表面をコーティングしてしまうとUVカット効果が軽減されるため、使用を控えていただくのがベストです」

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