「観光名所がない」と地元民が断言する福岡市。それでも「住みたい街」1位に選ばれ続けるコンパクトシティの実力を明かす

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うきは市は、江戸時代の面影を残す「白壁の街並み」をはじめとするおしゃれなカフェや雑貨屋、本屋などが2010年代後半から増え始め、現在は女子旅にぴったりな場所としてもよく雑誌やWebで紹介されている。「cafe たねの隣り」や「gallery&cafe空のいろ」、「MINOU BOOKS」などが有名だ。「フルーツ王国」としても有名で、福岡市民もドライブがてらフルーツ狩りやカフェ巡りに訪れる人は多い。

白壁通り
伝統的建造物群保存地区として江戸期の姿を色濃く残す白壁通り(写真:papa88/PIXTA)

福岡市を「ハブ」として、福岡県を丸っと満喫

「福岡旅」を満喫するなら、利便性の高い福岡市を「最高のハブ」として使い、そこから放射状に足を延ばす合理性を知ってほしい。

たとえば、博多から新幹線で15分の小倉に宿を取れば、福岡市内よりリーズナブルに滞在しながら、門司港の夜景や平尾台の雄大な自然、そして類まれな魚介文化を楽しめる。あるいは、西鉄電車の特急で久留米や柳川に向かい、情緒あふれる川下りや独特の焼き鳥文化に酔いしれるのもいいだろう。

柳川
季節ごとに美しい景色を見せてくれる柳川(写真:line/PIXTA)

西鉄電車の特急に乗れば、久留米は西鉄福岡(天神)駅から約30分、柳川も約50分で着く。しかも、西鉄電車の特急は特急料金がかからず普通料金で乗れるので、実に便利だ。レンタカーを借りて1時間も車を走らせて、糸島やうきは市へと行動範囲を広げれば、自然豊かな景色とおしゃれなカフェなどを楽しめる。

福岡市で食に舌鼓を打つ旅も大いにおすすめするが、ぜひこの多層的な「福岡県」を回遊する旅も体験してみてほしい。きっと地域ごとの特色を楽しんでもらえるはずだ。福岡県のさまざまな表情を知ってもらえると、地元民としてもとてもうれしい。

「桜井二見ヶ浦」
糸島市を代表する景勝地の一つである「桜井二見ヶ浦」。周囲にはカフェやレストランが多数立ち並んでいる、人気の観光スポットだ(写真:TOSHI.K/PIXTA)
【合わせて読む:前編↓↓】
福岡市民が「屋台に行かない」本当の理由 290円ラーメン、うどん文化…“食の街”ジモト民の「常識」は観光客とまったく違う
神代 裕子 ライター・編集者

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くましろ ひろこ / Hiroko Kumashiro

福岡県在住。制作会社を経て、2019年にライター、編集者として独立。おもなジャンルはビジネス、働き方、介護、日本酒、バレーボール。「ダイヤモンド・オンライン」や「マネー現代」などで執筆するほか、企業や経営者の発信のお手伝い、ブックライティングなども行う。宣伝会議などで講師としても活動中。

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