「意志をクリアにするってどういうこと?」つい陥ってしまう自己否定から逃れるために意識すべきこと

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

ひとつは、そこまでリスクのある道を歩き続けないと、女性は評価されないと自分が思ってしまっていることへの違和感

もうひとつは、「この業界にいただけ」ではない、なにか特別な要素が私の考え方や行動のなかにあるのではないかという違和感でした。

私は20年前、学生だった頃にAIが世界を変えると思って起業し、さまざまなハードシングスを乗り越えてきました。先見の明があったということなのかもしれませんが、それだけではなかったはずです。

自己否定をやめると何が変わるか

そして、私が感じた違和感を文字にしてみなさんに伝えることは、より良い未来につながるのではないか、との思いに至りました。

その思いに至ったのは、ダボス会議の後にした1日だけの日帰り旅行のときに、人生で初めて自分に100点をつけられたことが大きいと思っています。

私は20点などと自己否定するのをやめ、私の内側に少しずつ静けさが戻ってきたときに気づいたのです。

「自分はだめだ」という声に振り回されている限り、本当の望みは見えない。自分のことを受け入れるたびに、心の奥にある意志の輪郭がくっきりと現れ、意志は少しずつ澄みわたっていくのだと

もし、自己採点が20点のままだったとしたら、私は自分に自信を持つこともできず、率直な気持ちも話せず、自分に特別な部分があるとか、本を書こうなどとは、考えもしなかったと思います。

振り返ってみると、私は20代の頃から「行動に移すこと」は得意でした。ですが、「自分に嘘をつかないこと」「他人軸を外すこと」そして「意志をクリアにすること」は、ここ3年ほどかけて実践を重ねてきた分野です

もちろん、まだ完璧にできているわけではありません。けれども、かつてはもやもやを抱え込む日々が多かったのに、今ではすっきりとした気持ちで過ごせる時間が増えてきました

クリアな意志を持つことで、未来を切りひらくスピードが格段に速くなったと実感しています。

長い間自己否定をし、他人軸にとらわれ、評価軸もわからなくなりもやもやと過ごしてきた私が経験した変化を、ぜひあなたにも体験してほしいと思います。

平野 未来 株式会社シナモン代表取締役社長CEO、シリアル・アントレプレナー

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

ひらの みく / Miku Hirano

東京大学大学院修了。レコメンデーションエンジン、複雑ネットワーク、クラスタリングなどの研究に従事。2005、06年にはIPA「未踏ソフトウェア創造事業」に2度採択。2016年にAIエンジン開発を手がけるシナモンを設立。2021年より内閣官房新しい資本主義実現会議有識者構成員に就任。また、世界経済フォーラムが選出する世界に変化をもたらす40歳以下のヤング・グローバル・リーダーズ(YGL)の2022年度クラスに選出。三児の母。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事