部下への「配慮」が裏目に出ないフィードバックの技術3つ――成長させる介入の手法・タイミング・伝え方の最適解

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世界の一流は「部下」に何を教えているのか
部下へのフィードバックは「伝え方」にも工夫が必要です。部下の状況に合わせた対応を心がけましょう(写真:trickster*/PIXTA)
日本企業の上司にとって、部下の育成は一筋縄ではいかない難易度の高い仕事となっています。特に、自発的に動こうとしない「指示待ち部下」の存在は、多くの上司を悩ませる要因です。
一方で、欧米企業ではこのような主体性のない部下はほとんど存在しません。この決定的な差は、日本と世界では部下に教えるべき教育内容が、根本から異なっていることに起因しています。
グーグルで人材育成統括部長を務めたピョートル・フェリクス・グジバチ氏の新刊『世界の一流は「部下」に何を教えているのか』の内容をもとに、日本と世界の部下教育における相違点を3回にわたってひもといていきます。

一流のフィードバックの技術

適切なフィードバックによって、部下が納得して行動改善を図れる状態を作るためには、フィードバックの「伝え方」にも工夫が必要です。世界の一流は、コーチングで用いられる3つのテクニックを駆使して、部下の状況に合わせた対応を心がけています。

それぞれのテクニックの活用法を、実例をあげて紹介します。

【テクニック①】SBIフィードバック

感情的なフィードバックを避けるための手法が、SBI(Situation Behavior Impact)です。問題となる出来事を「状況」、「行動」、「影響」という3つの要素に分解することで、個人の解釈や意図に関する不毛な議論を避けることができます。

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